【9月号】

令和元年9月26日
緑幼稚園長 後藤かをり

過ぎ去った活動のアレコレとこれから
~擬態語のオンパレード~

 夏休みが明けて1ケ月、日増しに夕暮れが早くなり残暑も少しずつ和らいでまいりました。これからが秋本番「実りの秋」を迎えます。
 さて、目の前の子どもたちはすっかり運動会モードに入っているのですが、8月後半からたった今過ぎ去っていこうとする9月のアレコレを、少しお伝えしようと思います。

【ボディペインティング】
 その日は朝からジメジメして蒸し暑い1日でした。園庭にはお部屋の机が並べられ、その上には3原色の大型絵の具が絞り出されています。上半身裸になった年中の子どもたちは、机の上に絞り出された絵の具を手のひらでグチュグチュにして、自分の腕やおなかや足に、お友だちの背中にと遠慮なく塗りまくっています。赤がオレンジになり黄色がグリーンになり、グチュグチュして混ぜ合わせた色はそのうちに表現しがたい色に変化して、子どもたちの体を染めていきます。十分遊んだあとの体洗い。ぬるま湯をはったベビーバスでゴシゴシとタオルで洗いあう子どもたちの顔、実に満足そうでした。

【どろんこまつり】
 朝のうちは曇り空だったのにお日様が顔を出した暑い1日でした。朝から先生方は4本のホースで水を出し、園庭をどろんこにしていきます。あちこちに水たまりを作り、園庭をグチャグチャにして登園する子どもたちを迎えました。ここでも上半身裸です。雨が降るとわざわざ水たまりを探して入る子どもたちです。園庭いっぱいに広がった水たまりやどろんこに目がありません。バチャバチャと走り回る子、気持ちよさそうに寝転がる子、泥団子をぶつけあう子と大騒ぎです。カバさんの置物があるところは水がたまりやすく、まるで泥プールのようです。そこでスイスイと気持ちよさそうに泳いでいる子どももいます。女の子の中には「泥パック」といって美容に目覚めた子も・・・。さんざん遊んだ後、ここでもお湯をはったベビーバスにピチャピチャつかって温泉気分になった子どもたち、その笑顔も最高でした。

【フィンガーペインティング】
 台風15号が過ぎ去った週明けの暑い暑い1日はひよこ組、ちょっぴり涼しくなった週末の1日はうさぎ組。可愛いスモックに着替えた子どもたちは、これから何をするのだろうと興味津々で先生の準備を待っていました。今度は園庭ではなくお部屋の机の上に絞り出された絵の具を指いっぱいでニュルニュルにして遊ぶ活動です。テーブルの上でかき混ぜられた絵の具で、うずまきを描いたりお顔を描いたり電車の線路を描いたりと、適当に遊んでいたかのように見えましたが、最後にはその模様が版画のように画用紙に写し取られ、子どもたち一人ひとりのステキな芸術作品が完成しました。

 過ぎ去った日々を振り返ることはない子どもたち。でも、根っこで体験したことは葉となり実となり次の活動に生かされます。「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が先日配布したPTA新聞に掲載されていましたが、本園での裾野を広げた様々な活動は、まさに10の姿です。
 さてさて、運動会モードにひた走りの今、保育室からは運動会のおゆうぎの音楽が聞こえてきます。自由遊びの時間にも「パプリカ」の曲をかけてノリノリで踊っている年長の子どもたちの並々ならぬ意気込み。「なかなかまっすぐには並べないんです。」と困っている担任のそばで、意に介さずニコニコして走っている年少の子どもたちの大らかさ? そして「今年こそ1番になるんだ!!」と年少の時の屈辱を果たそうとフツフツと燃やしている年中の子どもたちの闘志。
 「グチュグチュ・バチャバチャ・ニュルニュル」子どもたちの活動の様子を表すのにぴったりの擬態語は、着飾ったどんなオシャレな言葉よりも似合います。
 季節はめぐり、今年度もあと半年です。擬態語で語られる子どもたちのあと半年を、これからもつぶさに見続けながらお伝えしようと思います。
 まずは運動会。可愛い気合が入り、やる気マンマンで大活躍する子どもたちの姿をご期待ください。


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